通学路脇の桜の古木、惜しまれながら伐採

昭和3年3月に卒業した伊那中4回生の皆さんが、記念樹として桜の苗木を150本購入し、正門に通ずる道路脇に植えてくれました。上の写真は昭和29年の桜並木の様子です(高7回卒業アルバムより)。この写真に写っている、左から3番目の木が、いよいよ寿命を迎えました。

赤い箱の後ろの老大木が現在の姿です。

林業士の金井渓一郎氏(高55回)に伐採してもらったところ、わずかに生き残っている部分がありましたが、ご覧の通りの状態でした。90年余伊那北高校生を見守ってきてくれた桜の古木、関係者に見守られながら最後の時を迎えました。