校庭北側の「原垣外」遺跡で発掘調査が進んでいます

原垣外遺跡の地図(現地説明会資料より)

上空から撮った写真(現地説明会資料より)

発掘調査が進む現場

10月1日(木)、伊那北高校の北側で発掘調査が進む「原垣外(はらがいと)」遺跡を訪ねました。ちょうど今週末に開催される現地説明会の準備が行われていました。伊那北高校の周辺には数多くの「埋蔵文化財包蔵地」があり、このたび宅地造成に伴う事前の発掘調査が行われたところ、竪穴住居跡8軒と掘立柱建物27軒からなる、平安時代の大集落が発見されました。そのうちの竪穴住居一つは、1辺8mの大きさで、伊那市最大の建物です。縄文中期の住居跡も見つかり、大昔から人々が生活してきた場所であることを実感しました。