今須良一教授を迎えて、理数科1年生がミニ課題研究発表会

発表に対して質疑応答

録画しながら発表を聞く今須教授

休み時間に研究内容を討論しあう生徒

理数科1年生は、11月11日(水)から13日(金)まで、終日、課題研究に集中的に取り組んでいます。初日は東京大学の今須良一教授(高33)をお招きして、8月から小型の二酸化炭素測定器機(今須先生から各班に1台、計10台借用)を用いて班ごとに取り組んできた課題研究のミニ発表会が行われました。二酸化炭素濃度を定量的に測定できる機材を使って実験をデザインし、測定データを用いて考察をする一連の過程を体験しました。各班の発表に活発な質問が出され、全員が「コメントシート」に良かった点やこうすればもっと良くなるというアドバイスを書き込んでいました。今須先生から「実験データをもっと違った視点から考察し直したら、データの価値が見えてくる。やりっ放しにしないでさらに検討して」というアドバイスをいただき、休み時間には熱心に討論する生徒の姿があちこちに見られました。2日目は、東京都立大学の福田公子先生(生物学)によるリモート(ZOOM)での「ニワトリ胚観察実習」と研究についての講義、3日目は東京学芸大学の相原琢磨先生(数学)によるリモート(ZOOM)での「RSA暗号についての課題考察発表会」が予定されています。今須先生はPCR検査を受けて来校されました。理数科1年生にとっては濃密な3日間となりました。