日本フィルのオッタビアーノさんを迎え、吹奏楽部が定期演奏会

57名の部員による演奏 指揮:兒玉智紀先生

IBBオリジナルステージより

IBBオリジナルステージより

6月6日(日)、長野県伊那文化会館大ホールにおいて伊那北高等学校吹奏楽部第66回定期演奏会が開催されました。本来なら6月18日(金)に創立100周年記念コンサートがこの会場で予定されていましたが、さらに1年の延期となったため、3年生の部員の皆さんにとってはその機会が無くなってしまいました。今回の演奏会では、そのために練習を重ねてきた『トランペット協奏曲』が、「伊那北高校創立100周年記念特別ステージ」として披露されました。日本フィルハーモニー交響楽団のソロトランペット奏者のオッタビアーノ・クリストーフォリさんをお招きし、さらにオッタビアーノさんのためにこの曲を書かれた伊藤康英さんも駆け付けていただき、日本での初演が実現しました。コロナ禍の中でも練習時間を工面して音楽を楽しみながらステージを作り上げた吹奏楽部の熱意が伝わる演奏会となりました。オッタビアーノさんがアンコールに応えて演奏した「天竜河畔」には、思わず目頭が熱くなりました。