伊那児会(高4)から米寿記念誌が贈呈される

記念誌を手に持つ小松さん(右)と唐木さん

11月9日(火)、伊那北高校4回卒業同期会「伊那児会」の小松義範さんと唐木達雄さんが会館事務局へ見えられ、11月3日に米寿を祝って刊行した『「遺偈」(ゆいげ)に想いを寄せて』をご寄贈いただきました。これまで米寿で同期会を開催した中18回や卒業69年目にファイナルの会を開催した中21四卒の皆様の前例もありますが、記念誌を刊行された同期会は初めてです。口絵16ページ、本文135ページ、さらに資料を加えた160ページの記念誌。卒業時283名いた会員は128名がご逝去されましたが、今回40名の皆様が寄稿されました。編集後記に唐木さんは〈「遺偈」は単なる「遺言」ではなく、「想い出」でもなく、ましてや「論説」や「主張」などでもありません。死を間近にしての筆ならぬ詩であり、言葉ならぬ言外の「無言の言」であり、あるいは未来からの「今」を見る「反復」であり、光でもあります〉と記しています。会館に10冊ご寄贈いただきましたので、4回生の皆様の〈「遺偈」に想いを寄せ、筆にまかせ、記したいことを自由に書き残して米寿を祝う〉生き様をご一読ください。