伊那新校は伊那北高校の校地を活用ー県教委方針公表

11月30日(火)に開催された第9回伊那新校再編統合実施計画懇談会において、県教育委員会の高校再編推進室から「校地選定の結果報告」がありました。7月27日の懇話会において、校地の決定は県教育委員会に委ねるという方針を受けて示されたもの。県教委は「伊那新校(仮称)は、伊那北高校の校地校舎を活用するとともに、伊那弥生ヶ丘高校の第2グラウンドも有効に活用するものとする」という結論を示しました。選定の理由について、校地検討委員会で提示された11項目の検討項目をそれぞれ比較検討し、両校に大きな差はないと考えられるなか、〈新校の校地を選定する上で最優先すべき項目としては、全校生徒がその優位性を享受できる「日常行われる教育活動の充実」につながる「敷地(校地)の広さ」を最優先すべき〉と判断したことが説明されました。両校の日常の授業に使える敷地の広さの差は、サッカーコート1面分です。跡地利用については、県の規約に基づき伊那市と相談しながら検討を進めていくとの回答がありました。