伊那新校再編実施基本計画の懇談会案まとまる

12月21日(火)に開催された第10回伊那新校再編実施計画懇話会において、新校の「再編実施基本計画」の懇談会案がまとまりました。昨年11月にスタートした懇話会は1年の歳月をかけて基本計画案の作成に至りました。今後県教委において最終調整を行い、県教育委員会定例会へ付議、さらに2月県議会で同意を求めていくことになります。上伊那地域の2022年(今年度の中3)中学校卒業生数は1764名ですが、0歳児の出生数は1078名となるなど、2031年度以降に生徒数が急減していく資料も示されました。設計関連業務に3年、工事関連業務に3年の計6年間が見込まれるため、新校の募集開始年度は「令和10年度以降のできるだけ早期とすることを希望する」という文言になりました。現在の小学校3年生が対象になります。「伊那北高等学校の校地校舎を活用するとともに、伊那弥生ヶ丘高等学校の第2グラウンドも有効に活用する」とし、「全日制課程は普通科と文理学際科(仮称)を設置」、「募集学級数は8学級以上とすることが考えられる」とされました。伊那北高校の理数科は文理学際科に引き継がれます。写真は、伊那北高校の生徒代表委員が両校の生徒にアンケート調査した結果に基づいて「高校生が新校に求めたいこと」を発表しているところです。