伊那新校、現役高校生が県教委を招いて意見交換

第一部 パネラーから意見を述べる

第二部 高校生によるグループ討議

5月22日(土)、伊那北高校高志館において県教育委員会の担当者を招き、高校生による「将来の教育を考える意見交換会」が開催されました。会場には伊那弥生ヶ丘高校と松本県ヶ丘高校の3名の生徒を含めて11名の生徒が集まり、会議の様子はオンラインで配信されました。第一部では伊那北高校生の4名のパネラーから、海外との関わりをいかにサポートしていくか、単位制を活用して生徒の希望を叶える進路補償、地域との関わりを意味のあるものに、生徒への相談サポート体制の環境づくり、理科系と文科系の変更を柔軟にできるしくみづくり、教員間で指導方法を共有して生徒の声を授業に活かして等の意見が出され、それらに県教委の担当者から回答と参加者のクロストーキングが行われました。第二部では2つのグループに分かれて、「教育のここが課題、それを克服するアイデア」を出し合いました。学習環境質を向上させるためにWiFi環境をさらに整備し、自習室を1・2年生も使えるように、地域ボランティアに参加できる時間を学校として確保する、高校時代からマナーに関する学習を、といった意見が出されました。現役高校生のリアルな声には、新校を構想するアイデアが溢れていました。