県文で中村ヒカルさん出品のトライアルギャラリー始まる

7月29日(金)から8月7日(土)まで長野県伊那文化会館でトライアルギャラリーが開催されます。そこに中村ヒカルさん(高65)が95点の陶芸作品を展示しています。テーマは「遠くと近く」。立体作品のまわりを陶板レリーフが囲みます。特に迫力があるのが、Beginningシリーズの7点の作品(写真右側)。「土で形を作り、その上に細かくちぎった粘土を貼り付けて凸凹を作り、針やナイフでテクスチャをつけています。…空想の始まりであるネガティブな感情とそこから生まれるエネルギーを表現しました」(「作品の詳しい解説 中村ヒカル」より)。中村さんの表現世界を是非ご覧ください。

この展覧会に併せてエントランスホールでは天井から伊那北高校の美術部の生徒が制作協力した小麻智美さんの作品がつり下げられています。伊那北高校の美術室で制作している様子がモニターから流れています(写真)ので、作品を制作している過程をご覧いただけます。