第13回伊那新校懇話会で活発な意見交換

10月7日(金)、ニシザワいなっせホールにおいて第13回伊那新校再編実施計画懇話会が開催されました。今年度より高校再編推進室長に就任した宮澤直哉氏より、懇話会の進め方について、構成員の多くの意見を聞くためにグループでの話し合いの時間を確保する等の工夫を行うので、より一層の協力をいただきたいとの挨拶がありました。また、今回の懇話会から2校の近況についての報告の時間を持つことになりました。伊那北高校からは埋橋校長先生より、文系の科目を広く・深く学ぶことを目的に来年度からスタートする「学際コース」についての説明がありました。伊那弥生ケ丘高校からは2年生の探究の時間に「新しい高校」をテーマに設定した生徒によるグループでの発表がありました。KJ法を取り入れながら討議した内容が報告され、今後、新しい学びや学習環境を提案できるよう後期の個人探究においても継続していく意思が示されました。また、県よりNSDプロジェクトの進捗状況について報告があり、一次審査が終了し5社に絞られ、二次審査を11月6日(日)伊那北高校同窓会館で開催し各社のプレゼンが公開されるそうです(詳細後日)。続いて、「校名検討の今後の進め方」について「できるだけ早く校名を決定したいが、教育内容についてイメージを共有してからでも遅くないと判断し、校名公募については一旦先送りにする」ことが示されました。懇話会の後半は「校名募集の範囲について」と「新校の学びについて」、伊那弥生ケ丘高校の生徒を交えたグループでの討議が行われました。討議の時間を最大限確保するため各グループのまとめの発表はワークシートの提出となり、時間一杯話し合いが持たれました。〈報告:山岡久俊先生 写真:齋藤仁美先生〉