小松良和さんの作品を長野県立美術館へ貸し出し

14日(金)長野県立美術館の霜田英子学芸課長と池田敦史学芸員が来館され、同窓会で収蔵している小松良和さん(高21)の作品を調査されました。2025年2月1日から4月6日にかけて開催される県立美術館の企画展「信州から考える 絵画表現の50年」に出品する作品を選考するためです。県立美術館には小松さんの代表作「Land scape ’84 気流の音」(伊那北高校創立100周年記念美術展で展示)がすでに収蔵されていますが、その作品とともに小松さんの画業を紹介するために2点が選ばれました。企画展を紹介するパンフレットに「第二次世界大戦が終結した1945年から、未曾有の大災害が起こり、戦後史の転換期ともいわれる1995年までの50年間。本展では長野県にゆかりのある作家、池田満寿夫や草間彌生、辰野登恵子などの作品を辿ることにより、激動の社会の流れに挟まれた50年間に表出した『絵画』という基本的なメディアの変遷を再考します」とあるように、壮大なテーマのもとに開催される展覧会です。新装成った県立美術館でどのような展示が行われるか、今から楽しみです。