解体される小体育館をフィンガーアートで残す

27日(金)から開催されたペン祭の企画の一つが、11月から解体される小体育館(昭和37年竣工、大体育館ができる前には新体と呼ばれていた)の記憶をフィンガーアートとして残すことでした。キャンバスは小体の扉。その外面(右上写真)は長年風雨にさらされて、それだけで絵になる趣きです。その内面に手形をつけて作品に仕上げることになりました。生徒会と相談して、絵の具などの制作費用を同窓会から支援することにしました。ペン祭中に小体育館に置かれたキャンバスには来場者の皆さんが思い思いに手形をつけていきます。最期にマスキングテープをはがすと、小体と校章がみごとに浮かびあがりました。扉の両面がアート作品です。この作品は解体工事が始まる前に同窓会館へ移して、小体の記念として保存する予定です。