薫ヶ丘だより

インターハイへ出場した先輩から卓球台のプレゼント

贈呈式に参加された皆さん(左端は埋橋校長)

世界大会でも使用できる卓球台

打ち初めをする卓球部の皆さん

参加者で記念撮影

15日(金)、伊那北高校大体育館の卓球場で「卓球台贈呈式」が行われました。卓球部の5名の先輩の皆さんから、世界大会でも使用可能なサンエイ製の「Paragon Sensor」など7台の卓球台がプレゼントされました。この日は、代表の阿部凱人さん(高12)、高谷正憲さん(高11)、山田益さん(高13)の3名が会場を訪れ、学校が火災に遭う逆境にもめげずにみごとインターハイ出場を果たした思い出を語りながら、後輩にエールを送りました。卓球部の代表生徒から「卓球部の練習場所も焼けてしまう困難な状況の中でも練習するために工夫を凝らし逆境を乗り越えた、そんな時もあったという話を聞きました。伊那北高校OBのみなさんを含め、たくさんの方の支えによりこうして不自由なく卓球ができていることへの感謝を忘れず、大切に卓球台を使用していきたいと思います」と、お礼の言葉が述べられました。孫の世代の卓球部員が打ち初めをする姿を見ていただくことができました。ご厚意に心から感謝いたします。

理数科『課題研究報告書』が寄贈されました

12日(火)学校から『2023年度課題研究報告書』が届きました。理数科2年生が今年度1年かけてグループで研究を重ねてきた成果が1冊にまとめられました。創立100周年記念事業で学校へお贈りしたカラー印刷機を用いて学校で印刷したものを業者に製本していただきました。費用を抑えながら、カラーで見やすい報告書になりました。これまでの報告書は会館書庫で保管しています。生徒の皆さんが毎年継続して積み上げてきた探究的な学びの成果をご覧いただけます。

故小松良和さん(高21)の代表作15点が寄贈されました

贈呈式であいさつする小山利枝子さん

12日(火)伊那薫ヶ丘会館2階ホールにて、36歳の若さで早世された小松良和さん(高21)の遺作15点の贈呈式が行われました。昨年7月に画家の小山利枝子さんが来館して、久しぶりに亡夫の作品と対面された際、「小松の作品をまとめて母校の同窓会館で収蔵することはできないか」と、ご相談を受けました。そのお話しがきっかけとなり、同窓会で小松さんの代表作をまとめて保管させていただくことになり、この贈呈式となりました。「将来の方々の目に触れることで作家の気持が伝わっていく。小松の作品が母校に収まりありがたい」と小山さんがあいさつされました。どの作品も瑞々しい輝きを放っています。以前ご寄贈いただいた作品と合わせると、これで20点を収蔵することになりました。これらの作品群を大切に保管しながら、多くの皆さまに見ていただきたいと考えています。