北村勝彦さんより著作『五郎山』が寄贈されました

11日(木)、伊那市高遠町勝間にお住まいの北村勝彦さん(中21五卒)より、著作『五郎山~勝間里民の誇り~』が寄贈されました。北村さんの父親は名著『高遠城と藩学』(名著出版)を著した郷土史研究家の北村勝雄さん(1887ー1976)。その父親の遺稿に補遺と編集を加えて自費出版されたものです。まえがきに「五郎山は天正十年三月二日、高遠城主仁科五郎盛信をはじめ三千の将士が織田軍と戦闘の末、壮烈な最期を遂げた忠誠の士を祀る山です。(中略)勝間村の里人が四百年の昔より今日まで、連綿として先祖の志を受け継ぎ、祭祀を続けてきた勝間村の里民の誇りでもある五郎山です」と綴られています。巻末には「五郎山案内」(右写真)が添えられていて、伊那北高校校歌3番「誇りは高く名に響く 仁科五郎と天山と」と歌われている、その仁科五郎に関する貴重な著作です。