『芦部憲法学』岩波書店より刊行、同窓会へ献本されました

9月17日に岩波書店から『芦部憲法学-軌跡と今日的課題』(本文688ページ、9600円+税)が刊行されました。芦部教授の最初の助手を務めた高橋和之さんと、最後の助手を務めた長谷部恭男さんを編者とし、芦部生誕100周年を記念して日本を代表する29名の憲法学者が論文を寄せました。芦部憲法学で扱われた広範な課題について、それぞれの分野の専門家が分担執筆しています。「芦部先生は、憲法のすべての分野に関わった最期の世代の研究者」(石川健治さん談)でした。この研究書の中で、何人もの研究者が薫ヶ丘ブックレット2『われは往く』を参照・引用しています。同窓会で保存している芦部ノートなどの文書群と、それらを紹介したブックレットが今回の研究に生かされていて大変光栄に思います。9月30日、『芦部憲法学』を執筆された研究者から同窓会へ、岩波書店を介して献本されました。同窓会館でご覧いただけます。

薫ヶ丘ブックレット2『われは往く-伊那北高等学校同窓会が所蔵する芦部関係資料-』在庫あり。ご希望の方は同窓会事務局へ切手130円分をお送りください。折り返し発送します。