卒業40周年を迎えた高36回生の皆さんが母校を訪問

17日(日)、前日に駒ヶ根市の「山野草の宿 二人静」で卒業40周年記念同期会を開催した高36回生「山麓会」の皆さんのうち11名が、懐かしの母校を見学されました。秋の暖かな日差しを浴びて校舎の周りを歩き、ちょうど大体育館で練習していた女子バレーボール部の皆さんと記念撮影。その後教頭先生に鍵を開けてもらって、かつて学んだホームルーム教室や理科室を巡り、中校舎の屋上へ。この屋上から手摺りを越えると中校舎の大屋根に移れます。昭和58年晩秋、月明かりを頼りにこの屋根に一辺10㍍に及ぶ4つの文字「開眼立志」を書いたのは、高36回生のうちの二人。伊那北高校で語り継がれる「落書き」です。『百年史』には〈落書きから始まった「開眼立志」であるが、その4文字の持つ意味は、今後も薫ヶ丘に学ぶ生徒に、生き方を問い、それを示唆するものとして伝承され続けていって欲しい〉と記されています。この文字は現在見ることはできませんが、伊那北高校生の心の中に今も生き続けています。