久しぶりに薫ヶ丘で定期総会を開催しました

14日(土)同窓会館で今年度の定期総会を開催しました。開会に先だって、9月から取り壊しが始まる懐かしの校舎を見学。13時30分から山口通之さん(高12=百年史編纂委員長)を講師に「伊那に花ひらいた学校文化-伊那高女・伊那中の歩みから-」と題した講演を聴き、両校の歴史に思いを馳せました。講演の冒頭、後藤俊夫監督(高9)が製作したドキュメンタリー映画『いのちありて-伊那高女学徒勤労動員の記録』の一部を視聴。戦時下4年生全員を動員先から連れて帰った史実から、伊那高女の教師像、さらには伊那高女と伊那中の深い関わりへと話が及びました。山口さんは講演の締めくくりに、両校が果たした役割の映像化・歴史(史資料)を公開するイベント開催・弥生ヶ丘-みまよせの丘(伊那小)-薫ヶ丘をつなぐ「学びの道」の整備などを提案されました。いよいよ両校の統合が迫るなか、両校の絆の深さを認識した深い学びの時間となりました。総会には伊那弥生ヶ丘高校同窓会の下島典子会長と田中真奈美事務局長をお招きしました。酒井茂会長、山岸明校長のご挨拶に続き来賓を代表して吉村春彦関東同窓会長からご祝辞をいただき議事に入り、提案された議案はすべて承認されました。令和7-8年度の役員は〈会長〉酒井茂〈副会長〉古村仁士、矢野貴直、唐沢千明、杉田純治=会長代理、滝沢義一郎、塩沢京子〈監事〉酒井照明、新井敬子、廣瀬一男の皆さんにご就任いただくことになりました。今年度で退任される小山重治監事には百周年記念事業などで大変ご尽力いただきました。1階ホールに会場を移して行われた懇親会は大いに盛り上がり、久しぶりに同窓会館で開催した総会はお陰様で好評でした。9回生、12回生、36回生のテーブルで撮影した写真を紹介します。今年は36回生の11名の皆さんに運営にご協力いただきました。最期は恒例の「天竜河畔」。有賀政春校内幹事長のエールで肩を組んで熱唱しました。