月野ぽぽなさんの講演が薫ヶ丘ブックレットになりました

講演する月野ぽぽなさん

6月21日(土)に長野県伊那文化会館大ホ-ルで講演(クロスペンアカデミー主催)された月野ぽぽな(木川実千代・高36)さんの講演録がこのたび、薫ヶ丘ブックレット第6号『自分と繋がり、自分を生きる―俳人 月野ぽぽな からのメッセージー』として同窓会から刊行されました。ぽぽななさんは1992年に渡米。2002年からニューヨークで俳句を始め、2017年には角川俳句賞を受賞。昨年第1句集『人のかたち』を上梓されました。講演の前半で「2001年の秋、身近に体験した米同時多発テロの勃発当時には表現する術のなかった、言うに言われなぬ何か、例えば、心に受けた言葉を絶するほどの衝撃や、様々な暗い感情や、絶え間のない問いや、そこから湧き上がる深い平和への願といったものを、俳句という表現方法をペンとして得た10年後、祈りを込めてまとめました」と語って朗読された「空」連作20句や、後半では自身の創作の源泉となっている「心を満たす自分への声掛け」など、俳人ぽぽなさんの思いが詰まった1冊です。入手ご希望の方は同窓会事務局へ送料(切手130円分)を送付してください。折り返し送本いたします。お問い合わせは0265-72-7312まで。