赤羽康男さんから著書が届きました

6日(月)赤羽康男さん(高29)から2冊の著作が届きました。赤羽さんは辰野町の生まれ。「私は高校二年まで典型的な野球少年だったが、足にけがをして野球が続けられなくなったとき、自分はいかに生きるべきかという、大げさな表現をすると、哲学的疑問にとりつかれて本を求めた。そこから文学少年に変貌し、大学も文学部に進み」(『本を旅する』まえがきより)、南信日日新聞の記者を経て市民タイムス(松本市)論説委員長を務められました。その間、綿密な取材に基づいて近代史紀行『臼井吉見の「安曇」を歩く』(全3巻)や評伝『熊井啓への旅』などを著し、大きな評判となりました。定年を迎え、ふるさとに帰って「一介の自称文学老人」となった筆者の思いの籠もった2冊です。