薫ヶ丘だより

ようこそ先輩-来訪者相次ぐ

同窓会事務局には日頃から同窓生の皆さんが大勢来訪されますが、4月に入ってから遠方よりお越しいただいた皆さんが相次いでいます。3日(水)には仙台市から関宗藏さん(高14)ご夫妻が、5日(金)には小金井市から田畑文雄さん(高10)が、6日(土)には名古屋市から中居愈祝さん(高4)ご家族が来館されました。関さんからは平成28年に開催された「在仙伊那北OB会」の写真など貴重な資料をご寄贈いただきました。田畑さんからはニュージーランド大使館からいただいた盾を学校にご寄贈いただき、ラグビー部創立60周年記念事業の折に学校へ寄贈いただいたオールブラックス公式ユニフォームの前で埋橋校長先生と写真を撮影しました。中居さんは伊那北時代に山岳部で活躍され、昭和26年には八ヶ岳阿弥陀岳南陵未踏ルートの冬季初登攀をリーダーとして成し遂げられました。かつて生活した伊那の地を家族で訪れ、同窓会館で山岳部の話に花が咲きました。同窓生の皆さんのご来訪をお持ちしています。

入学式が挙行されました

埋橋浩学校長式辞

酒井茂同窓会長祝辞

校歌斉唱-新入生の前で歌う合唱部と吹奏楽部

吹奏楽部の演奏で新入生退場

5日(金)入学式が挙行され、普通科194名、理数科40名、計234名(男子134名、女子100名)の生徒の皆さんが、埋橋浩校長より入学を許可されました。今年度の入学式はコロナ前の式次第に戻って、久しぶりに吹奏楽部の生徒が入退場時に演奏して新入生を歓迎しました。特に圧巻だったのは、校歌の演奏でした。創立100周年記念コンサートに際して日本フィルハーモニー交響楽団に依頼して編曲した校歌のオーケストラ譜が今回はじめて弦楽部と吹奏楽部の生徒によって演奏され、小体育館内に響き渡りました。合唱部と吹奏楽部の一部生徒が新入生の前で校歌を斉唱。一緒に校歌を歌いながら胸に熱いものがこみ上げてきました。高校に入学したことを実感した瞬間だったと思います。

100年桜開花-今年で見納め

4日(木)午後、明日の入学式を前に会館前のソメイヨシノが開花しました。この桜は昭和3年に中4回生が卒業記念に植えたものです。1世紀近くを経て当時植えた150本の桜は残り少なくなりましたが、6月頃から始まる道路拡幅工事によって生き残った老樹も伐採されることになりました。今年の春が見納めです。今週から来週にかけて花が見頃になりますので、どうぞお出かけください。