矢島信之さん(高15)による「日本一の駅伝」応援メッセージ

3月16日(木)、三峰川の霞堤(かすみてい=三峰川の洪水から農地を守るため、堤防に開口部を設けてあえて破堤することを前提にして作られた、先人の智恵が結晶した堤防)に「日本一のEKIDEN3-19」のオレンジ色の大きな文字が浮かび上がりました。制作者は矢島信之さん(高15)。近づいてみると、蛍光色のオレンジ色のネットがペグで斜面に打ちつけられています。3月19日(日)に伊那市を会場として開催される「春の高校伊那駅伝」のコース沿いに描かれた応援メッセージは、青島地区の春の風物詩となりました。最初緑色のネットで描いたところ遠目に文字がはっきりしないため、急遽オレンジ色のネットに替えたとのこと。1日がかりの作業となりました。矢島さんが「日本一」と称する理由は、男女合わせて199校が参加する大会規模は日本一で、この大会に出場した選手が箱根駅伝やオリンピックなどで活躍し、その登竜門となる大会だからとのことです。撮影したのはちょうど西山に日が入る前の頃。西山が逆光となり伊那スキーリゾートの雪の白い斜面を背景にして「日本一のEKIDEN3-19」の文字が浮かび上がっていました。校歌で謳われる伊那人(いなびと)の心意気を感じました。