伊那新校懇話会で統合の方法について意見交換

11月2日(木)伊那合同庁舎において第16回伊那新校再編実施計画懇話会が開催されました。学校での検討状況の報告では、新校の核となる教育課程の原案がすでに作られて県教委とすりあわせ中であることや、自習時間を授業内に取り入れる県下初のこころみが検討されていることなどが紹介されました。NSD (長野県スクールデザイン)プロジェクトの進捗状況も報告され、FLA(柔軟な学習空間)のデザイン案として「こんな場所はどうか?」という模型も展示されました。今回の懇話会では初めて、統合の方法について県教委から資料が出され、「年次統合案」と「一斉統合案」について委員間でグループ討議が行われました。これまで統合された高校では、年次統合が4例、一斉統合が3例あり、それぞれの学校の状況に応じて採用されています。校舎建築中にどこにプレハブ校舎を建てて生活するかということが決まっていないことから、そのことも含めてこれからのゆくえが注目されます。懇話会には伊那北高校の次期生徒委員が傍聴に訪れ、熱心にメモをとっている姿がありました。