県教委より新校校舎整備スケジュールや統合方式案が示される

13日(水)に伊那合同庁舎で開催された第17回伊那新校再編実施計画懇話会(左上写真)において、県教委より「伊那新校の校舎整備及び開校時期について」「(別紙)伊那新校 校舎整備等スケジュール」「統合の方法について」等の資料が配付され、それぞれの方針が説明されました。右上は、3月13日時点の平面計画で、同窓会報に掲載して会員の皆さんにお知らせした1月9日時点の平面計画第2案に、教職員や生徒の皆さんの希望を取り入れてさらに改良が加えられたものです。この会議において、①新校舎の建設工事が令和9年度当初から令和11年度末に行われ、その期間は伊那弥生ヶ丘高校に仮設校舎を建設して両校の生徒が学ぶこと、②令和10年4月に新校が開校するが、新校が完成して共用開始になるのは令和12年度当初となること、③両校の統合は「一斉統合」の方式を採ることなどが明らかになり、これをベースにして今後検討が進められることになりました。工事が2年先延ばしになったのは「2校併存などについて保護者や小中学生らに対して十分な説明・周知の機会を設ける必要性」が考慮されたためです。来年度の新入生については、工事期間と重ならずに現在の状態のままで高校の卒業を迎えることになります。伊那弥生ヶ丘高校に仮設校舎を建設することについては、「新校建築にともなう粉じん・騒音の影響を避けて落ち着いた学習環境と安全を保障」したと説明がありました。令和10年度に一斉統合によって新校に移行すれば、その2年前から両校の合同チームで大会に参加することが可能となります。