俳誌『みすゞ』を主宰した城取信平さん逝去

18日(金)、俳誌『みすゞ』を38年間主宰してきた城取信平さん(中23)が94歳でご逝去されました。20日(日)の長野日報紙に城取家とみすゞ俳句会の合同葬儀のお知らせが掲載されました。城取さんと俳句の縁は、旧制伊那中時代に俳句クラブに入り、顧問の中村六花先生(本名喜信=化学の教員、初代みすゞ主宰)の指導を受けたことから。1960年から79年まで俳誌『みすゞ』の編集長を務め、85年に2代目主宰の高仲不墨子さん(本名満勝=本校校医)の死去を受けて3代目主宰となり、2020年12月には「創刊850号記念号」を発刊されました。伊那北高校同窓会報の文芸欄は、同窓会報の10号を記念して1988年にスタートして現在まで続く人気があるページですが、その最初に掲載されたのが城取信平さんの俳句でした。「臥所の愉悦」と題した10句の俳句をここに紹介して、心からご冥福をお祈り申し上げます。