高11回生の皆さん、懐かしの母校を訪問

10月31日(木)高11回生の皆さん22名が母校を訪問されました。昭和31年に伊那北高校に入学した年、母校野球部は2回目の甲子園大会出場を果たし、その応援に飯田線を使って駆けつけました。甲子園初のナイター試合で静岡高校に勝利。しかし翌年5月27日深夜、校舎2棟を焼失する火災が発生して、講堂と体育館をベニヤで仕切った仮教室で不自由な生活を強いられました。その後3階建ての新校舎建設が急ピッチで進み、3年生の9月「白亜の学舎」(現中校舎)が竣工しました。この中校舎で初めて生活した「中校舎1期生」が高11回生の皆さんでした。あれから66年。伊那新校の開校に合わせて校舎の全面建て替え工事が来年夏から始まることになり、懐かしの「白亜の学舎」が姿を消します。中校舎を背景に記念撮影をしたり、中校舎の化学実験室で理数科1年生の実験を見学したり、校庭で往時を偲んだり。後輩がいきいきと活動している現在の薫ヶ丘を見ていただきました。