63年の風雪に耐えた小体育館
3日(土)大石英一さん(高48)から母親が旧蔵していた伊那弥生ヶ丘高校の『創立50周年記念 講堂兼体育館落成写真』絵はがき(4枚セット=1961年9月発行)をご寄贈いただきました(左上、右上写真)。昭和36年5月に完成した真新しい体育館の姿が写真に収められています。実は伊那北高校でもその翌年の37年10月に新体育館(左下写真)が竣工して10月20日に「校舎復興・体育館完成記念式典」が挙行されました。それから63年、小体育館(昭和61年8月、別の場所に大体育館が竣工したため小体育館と称されるようになった)は風雪に耐えて今まで大切に使われてきましたが老朽化は隠しようも無く(右下写真)、今年9月から解体工事が始まります。60年を超えて使い続けられてきただけに、同窓生の皆さんには思い出の詰まった建物です。一方伊那弥生ヶ丘高の講堂兼体育館は平成7年9月、同じ場所に大体育館が完成してその使命を終えました。昭和30年代に建設された両校の体育館には、生徒や教職員の思い出が詰まっています。
2025年5月6日 3:05 PM | 薫ヶ丘だより