第12回新校懇話会で校名の検討始まる

7月6日(水)伊那合同庁舎で第12回伊那新校再編計画懇話会が開催されました。新年度初めての懇話会であったので、新たに委嘱された8名の委員と4名の事務局員の紹介がありました。懇話会冒頭、新たな座長に駒ヶ根市教育委員会教育長の本田俊夫さんが選出されました。生徒代表委員の伊那北高校3年春日碧依さんから、伊那北高校高志館において自ら主催した「将来の教育を考える意見交換会」の実施報告がなされ、「興味を持っている高校生はいるがそれを伝える手立てが少ないので、高校生の教育に関する論議を今後も続けていく環境作りと高校生の意見にきちんと向き合ってほしい」という意見が表明されました(左写真)。続いて県教委より6月5日に開催されたNSD(長野県スクールデザイン)プロジェクトkick offシンポジウムの概要が映像を用いて紹介されました。NSDプロジェクトは、基本設計の段階から建築の専門家が加わりプロポーザル公示(7月末)を経て11月中下旬にパートナーを決定するという、「これからの時代や新しい学びにふさわしい学習空間の実装」をめざす県知事を先頭にした意欲的な取り組みです。そのモデルが伊那新校です。最後に校名選考の観点や進め方についてグループ討議が行われ(右写真)、活発な意見交換が行われました。選考方法などについては新校準備委員会が検討し、公募した結果を懇話会で絞り込み(令和4~5年度)、教育委員会定例会で決定。最終的には令和9年11月県議会定例会で正式決定(高等学校設置条例の一部改正)する計画が示されました。