生徒が講師にインタビューする「こんにちは先輩」開催

20日(木)午後、1年生普通科で総合的な探究の時間を使って「こんにち先輩」が行われています。「総合的な探究の時間」という新しい科目の目標を、伊那北高校普通科では①主体的に学ぶ(自己実現と社会貢献への第一歩として)②具体と抽象を行き来する力を身につける、③探究(研究)の手法を学ぶことに置いています。そのための手段として、1年次には上伊那の課題を探究するグループ研究を、2年次には自分自身の興味関心に従って探究する個人研究が行われています。年間を通じて綿密にカリキュラムが組まれ、9月から11月のこの時期には「こんにちは東ティモール(外国への意識付け)」「こんにちは先輩」「上伊那地域のフィールドワーク」などが実施されます。今回の「こんにちは先輩」では、“外”に目を向ける機会として、上伊那地域で活躍している生徒と年の近い先輩をお招きし、生徒がインタビューをしながら情報を集めます。上伊那の社会人と高校生を繋げる取り組みです。様々な分野の先輩とのやりとりを通して、多くの刺激を受け取っている様子が伝わってきます。新しい学びが定直している姿を拝見しました。同じ時間帯に理数科1年生は伊那薫ヶ丘会館において「ミニ課題研究発表会」を行っています。財団(伊那薫ヶ丘会)でもフィールドワークに使う貸し切りバス代を支出するなど、この取り組みを支援しています。